当旅館は、
文豪 谷崎潤一郎の
京都での常宿として知られています。
谷崎が家族とともに平安神宮や円山公園へ花見にいったおり、
当旅館での宿泊を常とし、
谷崎家は親しみを込め
「花の宿」
と呼んでいました。
当旅館の各部屋は
谷崎がここで書き下ろしたといわれる代表作
「細雪」に登場する四人の姉妹にちなみ
それぞれ
「鶴の間」「幸の間」「雪の間」「妙の間」
と名付けてあります。
趣のある風情を存分に残しつつ
お客様が過ごしやすいような旅館を目指しています。
皆様のお越しを
心より
お待ち申し上げております。